健康な状態と要介護状態の中間の状態で、高齢者の身体機能や認知機能が低下して虚弱となった状態を『フレイル』と呼びます。
加齢に伴う身体機能の衰えは不可逆的なものですが、フレイルを早期発見して適切な介入をすることで再び元気を取り戻し、要介護に至るのを防ぐことが大切です。
うつや認知症の精神的要素や、孤独や閉じこもりなどの社会的要素も要因になります。
健康寿命を延ばすため、身体活動(適度な運動で体力をつくる)、食生活(よく噛んで、バランス良く、楽しく食べる)に気をつけ、社会参加(趣味やボランティアなど)を積極的にして、フレイルを予防しましょう。