メッセージ

平成23年11月 「夜間高血圧」の危険性

高血圧にもいろいろタイプがありますが、昼間より夜間就寝中に血圧が高くなる「夜間高血圧」は、より危険なことがわかってきました。
ふつう血圧は、活動している昼間は高く、就寝中は低くなります。しかし夜間も血圧が高いままだと、脳や心臓・腎臓などの臓器が休まらず負担がかかり続け、やがて脳卒中や認知症・心筋梗塞・腎機能障害などを引き起こします。塩分の取り過ぎや睡眠時無呼吸症候群が関係していることもあります。
健診や診察時には良い血圧でも、就寝中高いかもしれません。一度ホルター血圧計(24時間)で調べてみましょう。
また、これから寒くなるので、夜間トイレに行く時は暖かくして行くようにしましょう。