メッセージ

平成23年8月 心不全の血液検査・・・BNP

心臓の機能が不十分な状態を、心不全といいます。
原因は、狭心症・心筋梗塞・心臓弁膜症や不整脈などの心臓自体の病気のほか、高血圧や貧血、肺や甲状腺の病気などにより心臓に負担が多くかかることによっても起きます。
心不全になると、疲れやすくなり、咳や動悸・息切れを感じるようになります。また、足がむくんだり、おなかが張ることもあります。更に悪化すると命にもかかわるので、適切な治療を受けることが重要です。

この心不全の程度を調べる検査が、BNPです。主に心臓から出ているホルモンで、心不全が進むほど値が高くなります。採血でわかるとても有用な検査です。