メッセージ

平成21年6月 痛風(高尿酸血症)

関節が炎症を起こし腫れて、風があたっても痛くなる「痛風発作」は、血中の尿酸値が高くなるため起こります。起きる場所は、最も多いのは足の親指の付け根ですが、足首や膝の場合もあります。
この高尿酸血症は、痛風発作を起こすだけでなく、尿路結石や腎障害の原因となり、さらに全身の動脈硬化も進めてしまいます。
40歳以上の10人に1人は予備軍ともいわれ、予防がとても大切です。気をつけることは、生活習慣の改善です。アルコールを控え水分をしっかりとって、肥満にならないように適度な運動を続けましょう。また、定期的に血液検査を受けて尿酸値が高い場合には、薬の内服が必要です。