メッセージ

平成20年 5月 痛風(高尿酸血症)

現在50万人以上の患者さんがいるといわれている痛風、発作を起こしたことがあるという話を身近で耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
痛風発作は、血中で尿酸が増え過ぎて結晶化し関節に炎症を起こすもので、激痛を伴います。一番多い場所は足の親指の付け根ですが、足首や膝に起きることもあります。
また尿酸は関節炎を起こすだけでなく、尿路結石を作ったり腎臓の機能低下をもひき起こします。
原因は、遺伝的要素と環境的な因子(肥満・食べ過ぎ飲みすぎ・運動不足・ストレスなど)が考えられます。
特に30歳代以上の男性は、定期的に血液検査を受けて尿酸値を確認しましょう。