血液中のブドウ糖(血糖)は、体の重要なエネルギー源です。そして、これを有効に利用するのに必要なホルモンが、インスリンです。このインスリンの働きが悪くなると血糖が高いままになり、様々な害を及ぼす糖尿病になります。
糖尿病の治療をする際、ここ1〜2か月の血糖コントロールの指標として重要な検査が、HbA1cです。赤血球の中のヘモグロビンいう物質にブドウ糖がどの程度くっついているかによって、血糖の高さを推測するものです。目安は、
5.8以下・・・優
5.8〜6.4・・・良
6.5〜6.9・・・不十分
7.0〜7.9・・・不良
8.0以上・・・不可