冬になると、腰まわりやすねなどがかゆくなることがよくあります。空気が乾燥し、皮膚も乾燥するために起こります。年齢とともに皮膚の水分や皮脂を保つ機能が低下するため、高齢者の方により多くみられます。そして、かいてしまうと皮膚が炎症を起こすため、ますますかゆくなる、という悪循環におちいります。日常生活で注意することは、
1.入浴時、皮脂を落としすぎない
2.皮膚の保湿を心がける
3.かかないようにする
それでもかゆみがおさまらない場合は、診察時にご相談下さい。外用薬(軟膏)や、場合によっては内服薬をお出しします。