脳梗塞とは、脳の血管が詰まって脳細胞が死滅し、身体の麻痺や言語障害が出現、
死にも至りうる病気です。その脳梗塞の原因の約3割が、心房細動と言われています。
心房細動とは、心臓が不規則に動く不整脈で、心臓の中で血の固まりができやすくなります。
心房細動は年齢とともに増加し、70歳以上の5〜10%に見られます。
初めはこの不整脈になったり戻ったりするため動悸がしたり胸に違和感を感じることもありますが、
自覚症状が無いことも多く要注意です。
心電図検査を定期的に受けて、さらに疑わしい場合は、24時間の心電図検査(ホルター心電図)を
行います。早期に見つけて治療することが重要です。