メッセージ

令和6年9月 マイコプラズマ感染症

現在マイコプラズマ肺炎が流行しています。
4年周期で流行し、今までもオリンピックの年に流行してきました。
特徴は、潜伏期間が長いこと(2〜3週間)、咳が長引くこと(3〜4週間)です。
発熱・だるさ・頭痛などの風邪症状ではじまり、その後咳が出始めます。
かなり強い咳が解熱後も続き、胸痛が出現、肺炎になることもあります。
脳炎・心筋炎・ギランバレー症候群などを合併することもあります。
14歳以下に多いですが、成人にも見られます。
小児より成人のほうが重症化しやすいといわれています。
ワクチンなどの予防方法はないので、手洗い・うがいが重要です。