メッセージ

令和2年11月 肺炎ワクチン

肺炎を起こす原因菌のトップが肺炎球菌です。
肺炎球菌感染症は一年中、ちょっとした風邪等の体調不良から起きます。
インフルエンザやコロナ等のウイルス感染症に、肺炎球菌等の細菌感染が合併すると、重症化しやすくなります。
また、加齢や糖尿病などの慢性疾患にかかると、免疫力は低下します。
肺炎球菌ワクチンは効果が約5年持続しますが、効果は時間とともに低下します。
一度接種した方も、5年以上経過したら、再度接種しましょう。
また高齢の方は、唾液量が減って口腔内に細菌が増えやすくなり、
その細菌が肺に入って肺炎になることも多いので、口の中は常に清潔に保ちましょう。