メッセージ

令和2年3月 脂質異常症

脂質異常症とは、血液中の中性脂肪(トリグリセライド)やLDL(悪玉)コレステロールが基準よりも高い、またはHDL(善玉)コレステロールが基準より低い状態のことをいいます。
悪玉コレステロールが高値の場合、血管壁に沈着して動脈硬化の原因になります。
善玉コレステロールは血管壁からコレステロールを取り除く役割があり、喫煙や運動不足で低値となります。
最近では、総コレステロールからHDLコレステロールを引いて求められるnon-HDLコレステロールが診断基準として注目されています。
中性脂肪が400mg/dL以上や食後採血の時に有用とされており、2018年から柏市の特定健診の項目にも追加されています。